これは東京(江戸)で歌われていた内容です。 三蓋松(さんがいまつ)とは、枝が三層になった松のこと。 穴一(あないち)とは、地上に穴をあけ、銭を投げて入ったときは取る遊び。 こまどりとは、駒鳥・独楽取り二様の解釈がある。 駒鳥とは、「子を取ろ子を取ろ」の古称。 独楽取りとは、独楽を手元へ引き手に取る遊び。 むりよりたたんだとは、むりやり結んだ縁。 玉だすきとは、玉章(たまずさ)とも。 やはらとは、感動詞「やあら」。 お千代とは、千代も変らぬめでたい意。 歳神様とは、年のはじめ、五穀の実りと幸福・繁栄を祈る神。 橙(だいだい)は、「代々しぼまぬ」意。 九年母(くねんぼ)は、橙の代用か。 ほんだわらも「穂俵」に通じる祝意から。 蔵開きとは、正月十一日、武家では具足に供えた鏡餅を開き 町家では倉の商品を積み出し帳面を新たにして祝った。 十二の神楽とは、神楽の曲目の組み合わせ。十二座。 (「日本わらべ歌全集」より)