1735年に作曲されたこの曲は、2段鍵盤チェンバロの為の協奏曲です。現在では「協奏曲(コンチェルト)」とはソロ奏者とオーケストラが合奏する演奏形態のことですが、バッハの活躍したバロック時代において協奏曲とは、チェンバロを1人で演奏するか複数の独奏楽器が演奏される形態のことでした。2段鍵盤チェンバロの上段はシンプルで繊細な響きが、下段は厚みのある響きが特徴でした。これにより、1人でソロと伴奏を弾き分けることができました。 チェンバロとはピアノの先祖にあたる楽器で、17~18世紀にかけて全盛期を迎えました。しかし、音色や強弱に差がつけられないため19世紀にはチェンバロに代わりピアノが開発されました。ピアノの出現により、ペダルで音を伸ばすことや演奏者の指で音色を創作することでより幅のある音楽表現が可能となりました。当時も人気を博したこの曲ですが、時代を超えて今でもなお広く親しまれています。 KOSMA音楽愛好会ホームページはこちら http://kosma.sakura.ne.jp/index.htm KOSMA演奏(ピアノや楽器演奏) / kosmamusic KOSMA歌笑(童謡唱歌や歌曲) / @kosma6715 KOSMAコンクール上位受賞者演奏(ピアノ・声楽・管楽器) / @kosma3370